西穂高岳~奥穂高岳縦走


西穂高岳(2908.6m)~奥穂高岳(3190m)縦走
自主山行
2017年9月9日~9月10日
このコースでしか味わえない絶景を感じる

メンバー
CLエスパー、SLたけ(記)、ハチオ

7:00名古屋出発→11:30新穂高温泉駐車場→12:45西穂高口駅→13:40西穂山荘→(宿泊)→3:45西穂山荘出発→4:42西穂独標→5:43西穂高岳→8:42天狗のコル→9:40ジャンダルム→11:13奥穂高岳→12:00穂高岳山荘→13:45荷継小屋跡→14:30重太郎橋→15:40奥穂高岳登山口→16:20新穂高温泉駐車場

9日は西穂山荘までのみの行程なので、西穂高口を12:45出発。テント場を確保するため、少し早歩きで頑張って到着。西穂山荘はたくさんの登山者がいたが、まだ2テンを張れるスペースは残っていた。ハチオは2テンを張り、エスパーとたけは小屋泊まりの手続き。テン場は14:30頃にはもういっぱいになった。小屋の方は3枚の布団に2人で寝る、という状況だった。時間がたくさんあったので食べたり飲んだりしてゆっくり過ごし、早めに就寝した。

10日は3時45出発。まだ暗い中ヘッデンをつけて登る。少し後ろには、ヘッデンの明かりが続く。稜線は冷たい風が弱いが吹いている。独標、ピラミッドピークを越えアップダウンを繰り返す。西穂までは危険個所はなし。西穂山頂でちょうど日の出を迎える。西穂~天狗のコルは鎖場も出てくるため、慎重に通過。逆層スラブは遠くから見ると、岩の層が細かく重なった大きな壁で迫力があるが、鎖もついており靴のフリクションが効くため一歩一歩層の上を確実に登る。すれ違いは結構多く、奥穂側からやってくる人の方が多く感じた。途中フリーで3級程度の岩登りもあり楽しい。
ジャンダルムはなかなか見えてこないがすれ違う方に「あそこを越えると見えますよ」と教えていただき頑張って登ると、狭い頂に数人が立つ、もこっとしたジャンダルムが見えた。ジャンダルム頂上で、よく写真で見る天使はかわいらしくうれしかった。ジャンダルムから奥穂高岳に向かう途中は岩場の登り下りが続く。途中のガレ場で「落石!」と前方から声があり、頭くらいの大きさの石が、ハチオの足をかすった。少しタイミングが違えば大変な事故になっていたかもしれない。落石には十分に注意しなければならないと肝に銘じる。
馬の背は「ウマノセ」とペンキで書かれており分かりやすい。緊張して取り付く。高度感満載で結構長く感じたが、意外と足場はあった。ラストのトンガリの部分は巻けるためパスしたがハチオはポーズもしっかり決めていた。
奥穂山頂は人でいっぱいで急いで写真を撮り、穂高岳山荘で大休止。膝にやさしくない白出沢から下り、16時20分下山。
好天にめぐまれ、3000mの岩場の縦走は高度感と美しい景色があり楽しかった。

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